2012.1.15号


元付（もとづけ）専用サイト　ハトさん誕生

　東京都宅建協会会員約15000社の物件情報サイト　１２月1日オープン

そもそも　元付（モトヅケ）って何？
不動産仲介の世界のしくみは　下の図のようになっています。
　　
　　　　（成約すると、お客様は不動産業者Ｂに、大家さんは不動産業者Ａに仲介手数料を支払う）

元付業者とは、不動産売買または賃貸において、貸主（または売主）から依頼を受けている不動産業者のことです。 不動産広告には、広告を掲載している業者が物件の貸主（売主）とどういう関係にあるのかを記載することが義務付けられています。 取引態様という部分が「専任（専任媒介）」となっているのは、貸主（売主）がその業者１社だけに依頼している場合で、 「一般媒介（媒介）」というのは貸主（売主）が複数の業者に依頼している場合のことをいいます。「専任」・「一般」は、どちらも元付です。 一方、元付業者からの情報を得て、不動産広告を出している業者の取引態様は「仲介」となっています。 これらの業者はいわゆる客付（きゃくづけ）といわれる業者です。 募集物件の問合せをしたときに「あ、そのお部屋はちょっと前に決まってしまったところなんですよ」といわれたことはありませんか？ そういうケースの多くが、客付業者の広告は二次的情報に基づいたものだからなのです。

元付業者・・・物件を熟知。だから安心でお得
元付業者は直接大家さんから物件をお預かりしている立場にあるので、賃貸不動産の状況に詳しく、 たとえば内覧が午前中だった場合に「午後の日当たりはどうですか？」などという質問にもクリアに答えられるでしょう。 そのお部屋のリフォーム履歴なども周知していますし、また気になるお隣さんや上下階の入居者さんの情報についても、 守秘義務に触れない範囲で教えてくれるはずです。 　またその業者が管理会社である時は、自社の管理物件の空室が減れば管理収入としての収益を得ることができることから、 賃貸借契約締結時の仲介手数料などを割引するケースもあります。

インターネットでお客様自身が物件検索できる時代です。
多くのネットユーザーがトップページに設定しているヤフー（http://www.yahoo.co.jp/）にも、 ヤフー不動産というサービスがあり、誰でも簡単に利用できます。 また不動産専用ポータルサイト（アットホームやリクルートＳＵＵMOなど）も充実したコンテンツで、部屋探しだけではなく、 総合的な不動産情報を提供しています。昔なら、希望駅やその沿線ターミナル駅に出かけて行き、 店頭の貼り紙をチェックしながら不動産屋をまわらなければいけなかったお部屋探しの状況が様変わりしているわけです。 お客様は希望条件を検索し、画面から詳細を確かめて、気にいった物件を掲載している不動産会社へ電話やメールで問い合わせをします。 すると翌日か翌々日くらいまでに、問合せをした業者から、質問の回答や類似物件の紹介などがある、というわけです。 そんなやりとりの中で、実際のお部屋を見たいという場合はアポイントを取り、お部屋を見せてもらいます。お客様が直接　上の図の不動産業者Ａに問合せをすることになるため、業者Ｂを省くことになるので、条件交渉がスムーズになるケースもあるというわけです。
もちろん、今でも不動産屋に入り、そこからいろんな物件を紹介してもらって契約することも可能です。 その場合のメリットは、①いろんな不動産業者とのやりとりを代行してもらえる　②プロならではの視点で、自分では気がつきにくいポイントでの物件探しをしてもらえる 　③案内の同行をしてもらえる　④賃料などの条件交渉をしてもらえる　ことです。 時間がないので手間を省きたい、いろいろな人と折衝するのが苦手、という方はこちらがおススメです。 自分で探して動く場合と信頼できる不動産業者に依頼する場合、どちらも一長一短があります。 今回、自分はどういう探し方がいいのかということを考え、お部屋探しのアクションをしてみてはいかがでしょうか？

ハトさんは元付の物件しか掲載されていません
他のポータルサイトと異なり、ハトさんは東京都宅地建物取引業協会が運営しているサイトで、掲載情報を元付物件に限定しているのが特徴です。 二次的情報ではないため、お問い合わせのお部屋が空いているかどうかはもちろん、内見の予約のお問い合わせにもスムーズに対応することができます。 「まずはお店に来てください」とターミナル駅にある不動産店舗への来店を促され、いざ来店してみると 「今、決まっちゃったんですよ」と言われて別のお部屋を勧められる、などということはありません。 景気が低迷する中、お得にお部屋探しをするのであれば、自分で元付業者にあたってみるのが近道！　 まずはハトさんにアクセスしてみては？

元付（もとづけ）専用不動産　ハトさん　２０１１年１２月１日リリース http://hatosan.jp
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