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2008.2.5号




VOL17  賃貸契約時「保証会社を使わなくてはいけない」と言われましたが・・・

◇ 「保証人」は必ず必要?
お部屋を借りるとき、契約にはほぼ決まって
「保証人」が必要です。保証人はたとえば家賃が滞納になった場合、その支払いを借主に替って行うほか身元引受人のような意味合いで、借主の親族(ご両親、ご兄弟)の方にお願いすることが一般的です。 近年、不動産業者の出す賃貸物件のチラシに「保証会社利用可」とか「保証会社利用のこと(義務付け)」というものが増えてきました。それには近年の賃貸事情が背景にあるほか社会構造の変化も影響していると思われます。

◇ 増えてきた滞納者・悪質賃借人
家賃などの滞納は、雇用形態の変化やリストラ、または雇用先の賃金不払いなどによって、契約時にはあった収入が確保されないときに起こります。個人個人の事情はあるにせよ、大家さんから見ればそれはあくまで「未収」。賃料を払ってもらえなければ、今度は大家さんが困ります。また借りた物件を違法行為の拠点として使用されたり、契約者とは別人が居住していたりというケースも増えてきている実態があります。共同生活のルールを守ることができずに近隣に迷惑をかけるような悪質賃借人がいると、他の入居者の生活を脅かします。不法滞在などの外国人の入居者が増えてきたことも一因かもしれません。 保証会社は賃料の不払い時、一時的に大家さんへ立替払いをしてくれます。
立替がなされると、大家さんの持っている「賃料債権(賃料を払ってもらうための権利)」は保証会社へ移るため、今度は保証会社が未払いの入居者へ取り立てをする、ということになります。つまり大家さんから見れば、「絶対に払ってくれる保証人=保証会社」ということになり、安心して賃貸契約を結ぶことができるわけです。

◇ 「賃貸物件」の概念が変わってきている
以前は部屋を借りるのは学生さんか状況して就職したての若いサラリーマンやOLさんといった世代が中心でした。「結婚して子供ができるとマイホームを持ち、賃貸は卒業」といった人生の流れが主流で、郊外に家を持ったお父さんたちは満員電車に乗って通勤、というのが当たり前のような図式でした。『都会の学校に通っている子供のための保証人に田舎のオヤジさんがなる』、というのが保証人の典型だったのです。
ところが近年「家を持たない生活のメリット」ということも言われ始めてきました。資産としての「家」という概念が薄れ、マスコミは六本木ヒルズのような新しい都心の高級賃貸マンションに住み、少しの間住まうとまた新しい賃貸マンションへと移り住むことがある意味ステータスのように取り上げています。移り住むたびに故郷のオヤジに保証人を頼むのもスマートではなく、また必ずしもそういった高級賃貸マンションの賃料を保証するだけの資力がある親御さんばかりとも限りません。また最近30代後半から40、50代の方でも賃貸住宅をお探しの方も多くなっており、保証人でお願いするご親族の方も高齢化してリタイアされていることもしばしばです。「現職の方でないと・・・といわれたが遠縁の親戚に頭を下げて、といったことは心苦しい。お金で解決したい。」という場面もあります。そういった時代背景が保証会社を一般化させてきたのでしょう。 入居者さん側から見た場合、「親は年金だから」とか「兄弟に頼みづらい」といったケースでも、保証会社が使える物件では希望どおりに入居の申込をすることができます。

◇ 保証会社を上手に活用しよう
リバ・プランニングでご紹介している賃貸会社
「日本総合保証」2年間の契約で、保証料は賃料および管理費の30%です(賃料5万円以下の場合は一律1.5万円)。 未成年の方、学生さん、外国籍の方、フリーター・アルバイトの方でも対応できるケースがありますので、お気軽にご相談ください。
保証会社を利用すれば、基本的には連帯保証人を立てる必要はありません。 (保証会社によっては「保証人の有無によって保証契約時に必要な保証料が異なるというシステムもあります) 保証会社を利用することで印鑑証明書などの書類手配も不要ですので、契約時の煩雑な書類のやりとりもありません。保証会社の加入が必須の賃貸契約の場合は、契約時に必要な一時金は増えてしまいますが、メリット部分を上手に活用し、気持ちよく契約手続きをしてください。

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