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VOL.6 地鎮祭とは?
地鎮祭とは、新築の工事着工前に、その土地をお祓いし、工事の安全と建築後の家内安全を祈願するものです。
神主さまの方針などにより色々と違うかもしれませんが、関東地方の一般的な例を記します。
A.御施主様にご用意頂くもの
1 神酒 1升
2 米 1合
3 塩 1合
4 海のもの・・・鯛か出世魚1尾頭付 またはスルメ3枚 昆布1袋など
5 野のもの・・・できるだけ季節のもの 野菜5種類 くだもの2種類
根野菜(大根、人参、さつまいも等)できれば葉っぱ付
葉野菜(白菜等、ほうれん草)
くだもの(リンゴ、バナナ、梨、オレンジ、ぶどう等)
6 かわらけ(さかづき)/紙コップでも可 出席者の数分
7 上記の他に神主さまへの謝礼が必要となります(約3〜4万円くらい) 下図参照↓
B.工務店側が用意するもの(一部神主さまがご用意)
机、三宝、御幣、縄長さ四方角
竹 4本、 スコップ 1本、 鍬 1本、 杭 4本、 盛り砂
鍬入れの儀
式のなかで、御施主様と施工者が鍬入れを行います。
1 最初に御施主様が、神主さまより鍬を受け取り祭壇に一礼します。
2 神前に用意された砂盛りに「エイ、エイ、エイ」と声を出して鍬を3回打ち込みます。
3 神前で一礼して鍬を神主さまに渡し下がります。
玉串(たまぐし)奉てん
式では神前に参列者全員が玉串を捧げます。
玉串は榊の小枝にシデという紙片をつけたもので神主さまが1本づつ手渡して
くれます。
1 軽く一礼後、まず右手で枝の方を持ち、左手で葉のあたりを下から支えながら
神前へ進みます。
2 神前で軽く一礼した後、玉串を時計回しに枝の本(モト)を神前へ向け供えます。
3 一歩下がって、二拝二拍手した後もう一度拝をします。神主さま、参列者の方に
軽く一礼して下がます。
儀式終了後、出席者全員お神酒をいただきます。
その後神主さまへのお礼(謝礼)を渡します。
隣家にご挨拶を行います。
付録) 地鎮祭で使用したお酒や果物・鯛などはどうなるの?
神主さまの方針によって異なりますが、基本的には「神様にお供えしたものだから」神主さまがお持ち帰りになります。 |
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