バックナンバー

2006.7.12号




VOL15  安全な住まいのために

 昨年の侵入窃盗の認知件数は全国で約24万5千件(うち約6割が住宅/警察庁調べ)です。
 大切な財産や身体を守るため、報道される事件を他人事とは思わずに意識的に犯罪に対する備えをしておく必要があります。
 
 お住まいに関して出来得る対策は何かを考えてみましょう。

■ 窓の防犯対策
  警察庁の統計では、一般住宅や3階以下の共同住宅の侵入口・手段は窓のガラス破りがもっとも多く、4階以上の共同住宅は玄関ドアの施錠開けが多いとあります。

・ガラスフィルム・・・・もともとは地震・台風などの自然災害や事故などによるガラスの飛散を防ぐものですが、フィルムが張ってあると窓を割るのに非常に手間取りますので、ガラスを割って侵入する空き巣などの犯罪リスクを減らす効果があります。(侵入に5分以上かかるようだと70%以上の空き巣は侵入を諦めるとのデータがあります。)透明なタイプだけでなく、視線を遮るような曇りガラスのように見えるようなものやマジックミラーのようになるものもあります。また防犯効果だけではなく、UVカット効果による健康面、空調効率UPによる省エネの効果もあります。

・サッシ補助錠・・・サッシ枠の上部や下部など、クレセント(窓のカギ)から離れた場所に取り付けます。万が一ガラスを破られてクレセントがはずされても簡単に窓を開けられないようにすることができます。
                 
窓上部につけるタイプ(綜合警備保障の製品)
ロック板が2枚あり、1枚だけたたむと、換気などのために
窓を数センチ開けた状態での補助施錠が可能です。
外部からは「ALSOKマーク」が見えます。
窓枠の下部を利用して設置するタイプ




■ 玄関ドアのピッキング対策

平成15年以降減少しているとはいえ、ピッキング・サムターン回しによって玄関ドアを解錠するという手口による窃盗は未だ後を絶ちません。それらの犯罪を防ぐには、 @開けにくいカギに交換する Aダブルロックにする などという方法があります。賃貸物件などでは契約上鍵交換や鍵の追加などが制限されている場合もありますが、一度管理会社に相談してみるといいと思います。しかしながらどんなに頑丈にしたところでそれで100%安心と過信しないで、あくまで「解錠にてこずらせることによって侵入を諦めさせる効果がある」と期待できる、というくらいに考えたほうがよさそうです。

■ホームセキュリティ
  万一侵入されてしまった場合、それをいち早く察知し、被害を最小に防ぐことが大切です。侵入者を検知して警備会社などに通報するのがホームセキュリティシステムです。 最近、警備会社が提供する「ホームセキュリティサービス」が低価格化しました。2年ほど前までは月額1万1000円前後という警備料金だったものが、現在はサービス内容を絞り込んで、防犯(侵入感知)、火災(火災感知)、非常(非常通報)という必要最低限にし、月額3000円程度から(機器買取の場合)と、一般的な世帯にも手が届く商品になりつつあります。
  ホームセキュリティを導入するには、機器設置工事が必要となります。また警備会社へ通報したり警備を設定・解除をしたりするための通信回線の設定なども併せて行います。新築時ならばそれらの工事を前提に内装・配線を行えばいいのですが、既存の建物に新たに警備を導入する場合、リフォーム等の住宅に関する知識があったほうが何かと便利な場面も。練馬区のKさんのお宅では、通信のための電話料金がかからないようにBフレッツを使用するように設定。2階にある電話線と玄関周りにあるコントローラーを結ぶための配線をなるべく露出にしないよう、階段下を利用するという弊社の的確なアドバイスをもとに、きれいに設置工事を行うことができました。
        
     コントローラー(左)と
テレビモニター付インターホン(子機)

インターホンは親機が2階リビングに
設置されています


(ホームセキュリティは綜合警備保障のもの)  

■ 1階の部屋は危険?

  一般的にあまり人気のない1階住戸。賃貸物件探しのポータルサイトでも検索条件に「2階以上」のボタンがあり、はずせない条件としても選択できるようになっています。弊社ご来店のお客様も女性の方を中心に約7割の方が「1階は避けたい」とおっしゃいます。もちろん防犯以外(例えば日当たりや眺望など)が理由の場合もありますが、「なんとなく怖い」など潜在的なこだわりがあるケースがほとんどのようです。それゆえ大家さん側としては価格差をつけることによってメリットを出すという方法をとることが多く、賃料的にはお得な物件も。
 一方、2階以上のお部屋でも外出時に窓を開け放しにしたままではベランダや屋上からの侵入者があるかもしれませんから「1階ではないから安心」というわけにはいきません。また、同じ1階でも道路に面したお部屋と簡単には外部の人が侵入できないお部屋では、まったく防犯性が違います。数字や条件だけでお部屋を判断できないのが実態です。内見の際には外から確認することを忘れずに!

  ★綜合警備保障の製品・商品についてのお問い合わせも承ります

Copyright(c) 2002-2006. All rights reserved by Liba Planning.